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事例集

事例6:特許権侵害

1.背景

製造会社を経営するXは、業界紙に掲載されたY社の製品広告を見て、その製品が自己の特許発明を実施したものと考え、Y社にその製品の製造販売の中止及び損害賠償を求めた。両者は話し合ったが決着がつかず、Xは調停を求めた。

2.申立の趣旨

Y社製品の製造販売の中止、在庫製品の廃棄及び損害賠償を求める。

3.被申立人の主張

Y社の製品は、Xの特許発明の構成要件を具備していない。

4.争点

Y社製品はXの特許発明の技術的範囲に属するか否か。

5.結論

Y社が調停案に応じなかったため、本件調停は終了した。

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