ストーリー 企業に勤務する技術者花田は、新しい種苗の開発に取り組んでいる。種々画期的な種苗を開発するが、会社は彼の成果を取り上げてくれない。そこで花田は起業を企て、金銭的苦労を経て金色のバラの開発に着手する。 花田は慣れない資金の獲得などを経て、金色のバラの開発に成功、喜びもつかの間、偽者が発見される。それも相当の大企業であり、花田は経費のかかる紛争の処理に悩むが、弁護士の推薦で仲裁センターの相談を受ける。金融機関からの融資に必要な知財の評価を経て、資金面でも余裕ができ、センター判定などを経て、侵害の回避に成功する。 これらのストーリーはあくまで架空のものであるが、その中で、知財の水際差し止めも含めて、知財の保護が分りやすく説明されている。
- Chapter01 OPENING:技術者 花田 金色のバラ開発への思い 会社は否定的
- Chapter02 起業~商品化成功~弁護士への相談(弁護士コメント 知財の保護)
- Chapter03 種苗法による保護について(独立行政法人種苗管理センター)
- Chapter04 事業資金についての相談partⅡ(競争力の知財面での評価について)
- Chapter05 大会社によるにせもの発見 仲裁センターへの相談→警告
- Chapter06 相手側からの回答とセンター判定(技術的範囲と特許の有効性)
- Chapter07 裁判外の紛争処理について... 知的財産仲裁センターの調停
- Chapter08 外国からの侵害品の輸入 知財の水際差し止め(東京税関)
- Chapter09 ENDING